スクナは亀に出会った後すぐにヒルコのいた原っぱを見ていますが、実際は亀のいた川からこの原っぱまではかなり距離があります。
どんどん北上し、山を登って峠を越えて、神戸市と芦屋市の境のあたりがモデルとなった野原になります。
東おたふく山~雨ヶ峠
うはらの北側には六甲山脈があり、うはらの地にさまざまな特徴や恩恵をもたらしてきましたが、近年では身近に親しめる自然の宝庫として地域で愛されています。特にハイキングコースとしては、初心者でも楽しめるルートがいくつかあり、そのうちのひとつとしてこの東おたふく山を通るコースがあります。
この写真の右下にある「東お多福山バス停」はふもとの鉄道駅(JR芦屋、阪急芦屋川)から出ていて、健脚であればバスを使わずに歩けますが、自信がなければショートカットしてここからスタートできますし、帰りもラクチンです。
ハイキングの終点を有馬温泉にすれば、帰りにひと風呂浴びる至福のコースにできますが、このバス停からさらにバスで北上しても有馬温泉へ行けます(土日のみの運行)。
芦屋有馬線は2024年、芦屋ハイランド北止まりとなり、有馬温泉までの路線は廃止となりました。
山上まで行けば大阪湾の絶景も拡がり、達成感も格別です。